口腔外科ってなに??②

前回のつづきです。

いわゆる口腔外科の仕事内容は、一般的な歯医者さんとはかけ離れているように見えますよね?

●口腔外科の中でも軽い部分に対応する。
●病院の口腔外科に紹介する必要があるか、をスクリーニングを行う役割を担う。


この2点が当院の口腔外科疾患における存在意義だと思っています

では当院での口腔外科とはどういった治療法を指しているのか、をご説明します。

まずは「抜歯」です。
これが多くを占めるように思います。
CTも完備しているため、親知らずの抜歯を含め、たいていの抜歯は当院で可能です。

次に多いのは副鼻腔炎、蜂窩織炎などのいわゆる炎症です。顎が腫れた、頬が痛い、などの症状で来院される方が多いです。場合によっては内服薬だけでは追いつかず、ご紹介の必要がある場合もあります。

あとは口内炎など「できものができた」という方ですね。
悪性の腫瘍ということはめったにありませんが、精査が必要な場合や切除が必要な場合はご紹介となります。
当院で切除することが可能な場合もありますが、切除したものが何であるか?その正体を明確にするには病理組織診断」というものが必要なので、そういった病理医のいる病院にての切除のほうが望ましいです。

外傷も多いですね。
やはりお子様の前歯の破折や脱離、出血が多いです。
大学病院では都内中の顔面外傷の方が夜中でも救急車で運ばれてきました。(酔っ払いが多いのでこちらが寝てすぐぐらいの時間に起こされることが多い!笑)
頭は打ってないか骨折してないか止血は可能か口は開くのか縫合する必要はあるか、などの判断から始まり、歯を残せるか歯の位置はここで合っているか神経は残せるかなどを診断する必要があります。
とはいえ、昼間に当院に外傷でくる場合はそれほど重症な方はいらっしゃいません笑。
当直業務で、患者様が来院される場合はほとんどが外傷と炎症ですから、かなりの経験をこなすことができました。

その他気になることがございましたら、1度ご相談いただければ、当院での治療が可能かも含め、診断させていただきます。
場合によっては速やかにご紹介しますので、お気軽にご連絡ください。

【監修】
監修 太田純也

おおたデンタルクリニック用賀の診療予約はこちらから

PAGETOP