日本歯周病学会で発表

10月8日、新潟で行われた第59回秋季日本歯周病学会学術大会にて症例発表をさせていただきました。
内容は簡単に言うと、「通常なら抜歯してもおかしくないような歯周病に対して、再生療法を行ったところ十分な骨の再生が得られました」ということです。

再生療法というのはわれわれ歯周病専門医が得意とする骨などの歯周組織を再生させることのできる画期的な手術です。
しかし確実性はそれほど高くはなく、今回のようにほぼ元どおりに戻ることもあれば、残念ながらそこまでは再生しない場合もあります。
できる限りこの手術の成功率を高めることが、重要だと考えます。

学会では日本中の歯周病を専門とした歯科医師が集まります。昔一緒に仕事した先生や同級生など懐かしい顔と再会して情報交換したりすることもあり、そういった楽しみも学会のよさですね。

講演の内容はそれほど真新しいことはなかったですが、Lang先生という著名な先生の講演では歯周病の評価法の基本的なことを再確認しました。

母校の東京歯科大学、齋藤淳教授と記念撮影!

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【監修】
監修 太田純也

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